ドナルドトランプの野望

大方の予想を覆す結果となったアメリカ大統領戦で勝利したドナルドトランプ。
オバマ路線を基本的に受け継ぐクリントンの「継続」よりも、トランプの「変化」をアメリカ国民が望んだということである。
パッとしないアメリカ社会や経済を、何かを変えてくれるであろうトランプの「偉大なるアメリカを再び」というスローガンは強烈にアメリカ人の心に突き刺さったのだ。

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しかし、なぜ大統領に?

と凄い疑問に思った。
死ぬほどお金も持ってる上に名声もある。もう70歳にもなるのに、まだ働きたいのかと。
もう人生気楽にのんびり好きなことすればいいんじゃないの。なんだってそんなに大変な役目を…と誰しもが思うわけである。

アメリカのトップ、つまり世界のトップになるということがどれだけ大変なことか。しかも政治経験もないのに、それを一からやっていくことの大変さなんて、バカでも考えればわかる。
本当にただのバカなのか、それともとんでもない野望があるのか。
いや、本当のバカがアメリカの大統領になれるわけないか。さすがにバカの俺でもわかる。

ではどんな野望があるのだろう。
色々調べてたらこんなものが出てきた。
トランプの書著でこんな風に自身の生きがいについて語っている。

私の最大の情熱の一つは、取引(ディール)を成立させることだ。大きく得点を稼ぐのが好きなんだ。相手をこてんぱんに打ちのめし、利益を得ることに大きな喜びを感じる。なぜかって? それ以上に素晴らしいことはないからさ。私にとっては、セックスよりいいんだ。取引が自分に有利に傾くときの感覚は最高さ。

多くの人が素晴らしい取引とはウィン・ウィンの結果だ、というのを聞いたことがあるだろう。クソくらえだ。素晴らしい取引とは勝つことだ。私は取引で完璧に勝つことが好きだ

トランプは史上最も大統領選を楽しんでいる候補と評価されていたが、この発想を知れば納得である。
このことから、もしかしてトランプって大統領選に勝つことが最大の目的なのではないだろうかと思った。
あの手この手で支持を集め、ほかの候補者らを蹴散らし、最後にクリントンを叩きつぶし勝利をもぎ取る。
その過程と結果を楽しんでいるのではないだろうか。人生を賭けた世界で一番最大の取引(大統領になる)を成立させようとしているのではないだろうか。
そんな世界最大の取引をしている自分に喜びを感じちゃっているのではないだろうか。

つまり、トランプの野望は“世界最大の取引を成立させる”ことにあったのでは。
そしてその野望は見事実現され、アメリカ大統領戦で大方の予想を覆し、勝つことになった。
取引を成立させ、”アメリカ大統領”という人生最大の肩書を”戦利品”として手に入れ、人生の履歴を完璧に近づけたトランプはすでに絶頂してしまっているのではないだろうか。

もし目的が達成されていた場合、彼は4年の任期を賢者モードでこなしていくことになる。
そんな彼が大統領としてアメリカを引っ張っていくことになれば、アメリカ国民にとってそれは非常に不幸なことだろう。

しかしまあそんなワケはない。
トランプにはまだまだ野望があり、次の目標があると思う。

「アメリカ第一主義」を謳い、「偉大なるアメリカを再び」の意味することとは

a9ea42bfそれは、大統領となり次のステージである”他国との取引”で、相手をこてんぱんに打ちのめし完全勝利を目指すアメリカなのではないだろうか。
世界を相手取り、国を動かす、世界を動かすような取引で、すべてに勝っていくつもりなのだ。
つまりそれはアメリカの国益に繋がり、トランプの理想的な”偉大なるアメリカ”に繋がっていくのだろう。

勝つことには徹底的にこだわるドナルドトランプ。
そんな彼の敗れた時のモットーは「やられたらそれ以上にやり返せ」
超大国の舵を握り、核のスイッチまでも握りしめる大統領の人格としては恐ろしいところである。

自分の才能を信じ、己の野望のために大統領にまで登りつめたスーパー人間。
彼が大統領としてふさわしいのかはおいといて、人としてとんでもなく凄い人物であることは間違いない。
これからトランプ大統領がどんなことをして、何を発言していくのか。その一挙手一投足を楽しみにしたい。

おわり。

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